世界が認める「ダイナースカード」
ダイナースカードは、クレジットカードの中でも、最高クラスのステイタス性を持っているプレミアムカードとして有名ですね。もっと安い年会費で、審査基準も低く、それなりに充実したサービスが受けられ、加盟店が多く国内外どこでも使い勝手の良いクレジットカードは、ダイナースの他に数多く存在しているのに、「やっぱりダイナースカードが一番!」、「一度はダイナースカードを持ってみたい!」と、世界中で支持されている。それがダイナースカードです。
ダイナースカードがこれほどに人々の憧れと信頼を集めているのには、もちろんそれだけの理由があります。ダイナースはクレジットカードの老舗中の老舗。ダイナースカードは、世界初のクレジットカードなのです。ダイナースは1950年に米国ニューヨークで設立されて、その後世界初の国際ブランドとして世界に飛躍しました。
ほどなくしてアメックスやマスターといったブランドもダイナースに続き、互いに発展を競ってきたわけですが、「世界初のクレジットカード」の名声は、今もなおダイナースのものであり続けています。
日本にダイナースカードがやってきたのは、1960年。富士銀行(他銀行との合併により現在は「みずほ銀行」)と、日本交通公社(現JTB)が、共同で「日本ダイナースクラブ」を設立したことから、日本におけるダイナースカードの歴史が始まります。これは、日本でのクレジットカード発行企業としては丸井に次ぐ2番目で、クレジットカード専業企業としては日本初のものでした。
現在のダイナースクラブは、米国ニューヨーク・マンハッタンに本拠地を置く「シティグループ」が母体となり、世界各国で発行されています。ダイナースクラブは2000年にシティコープ(現シティグループ)に買収され、シティグループの傘下に入ることになったのです。日本においても、シティグループ傘下の「シティカードジャパン株式会社」が、ダイナースクラブに関する事業を担っています。
ダイナースカードは、発行当初からターゲットを一定以上の富裕層に集中して発行されてきました。日本においては、日本人の富裕層および日本に居住する外国人などが主なカード会員だったようです。それゆえに、会員になることが極めて難しく、最高レベルのステイタス性を持つクレジットカードとして名を馳せ、昔に比べれば審査基準が緩くなったと言われる現在でもなお、そのイメージは健在です。
クレジットカードには、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードといった、いわゆる「プレミアムカード」が存在しますね。しかし、ダイナースカードには「ゴールド」や「プラチナ」といった概念そのものがありません。
というのも、「ダイナースクラブカード」自体がゴールドカードに匹敵する、或いはそれ以上の価値を持つプレミアムカードであり、そのサービス内容は他社のゴールドカードを圧倒するほどのものだからです。ダイナースが「ゴールド」や「プラチナ」という名称のカードを発行しないのは、「ダイナース自体がプレミアムカードなのだ」という、確固たる自信とプライドゆえなのかもしれません。
ダイナースカード(ダイナースクラブカード)は、その名声に恥じないだけの充実したサービスを会員に提供しています。だからこそ、クレジットカードやプレミアムカードが氾濫する現在も、世界じゅうで賞賛され続けているとも言えるでしょう。
今の日本では、かのBMWや国内外の航空会社などと提携発行しているダイナースカードもいくつかあり、自身のライフスタイルに合わせて最適なダイナースカードを選べるようになっています。世界が認めるダイナース・クオリティを味わってみたい方に向けて、ダイナースカードの全容を解き明かしてみたいと思います。